2013年01月17日
減災を考える
こんにちは。
千賀です。
18年前、阪神大震災が起こった日。
早朝、自宅で寝てて、飛び起きた事が思い出されます。

大きな悲しみ、絶望の中、実際に被災された方々にとっての「本当の心の傷み」という部分は何年経っても忘れる事など出来ないと思いますし、体験した人達にしか察せない日なのだとも感じます。
その上で、軽々しく口に出せる話ではないと思いますが、悲しみの教訓は、未来の防災活動へ活かしていかなければとも思います。
仕事柄、どうしても耐震補強とかに意識が行きがちですが、まずは、自分達の足元から、自分達で、できる事を少しづつ行う事が「減災」に繋がると思うので、その点について過去のデータを元に書いてみたいと思います。
今日は、長文です。
「日本は、地震大国だ。」とかよく耳にしますが、具体的に書くと、日本の国土が、世界中の国土に占める割合は、たった0.25%。
その0.25%の中だけなのに、世界中の大地震(M6以上)の21%が、この日本で発生していると言われています。たしかに、地震大国ですね。
そんな中、実際に阪神大震災で、お亡くなりになられた方々6434人。重症の方々10683人。孤児、遺児になってしまった子供達573人。
死因割合の内訳は、家屋、家具倒壊が89%、火災が10%。
つまり、その2点だけで、人的大災害につながってしまったという事がわかります。
火災については、発生する時間帯、道路状況、天候等にも左右されると思いますが、防災対策がしっかりできていたとしたら、被災された方の人生や子供達の未来も大きく変わっていたのではないでしょうか?
結論、家が倒壊したり、家具が倒壊しなければ、命が助かる可能性が高まるだけでなく、大切な人達の未来も守れる可能性が高まるという事です。

だから、防災準備が大事なんです。
家具転倒は大丈夫?ガラス飛散は大丈夫?火災への備えは?コンセント近くに花瓶ない?食器棚の扉は?子供達が寝てる上に物、乗ってない?
普段、耳にしても中々。なんとなくという感じの人が多いと思うので、この機会に家族みんなで考えてみては、いかがでしょうか?
「よく地震が来たら、その時はその時だ。」なんて聞きますが、本心からそう思います?

過去の大きな大きな悲しみが、今を生きる私達に教えてくれてるんですから。
ただ、お金を使えばいいってもんじゃないと思うので、みんなの気使い、みんなの優しさ、そんな小さな積み重ね一つ一つが、将来、みんなの大きな力になるんじゃないのでしょうか?
千賀です。
18年前、阪神大震災が起こった日。
早朝、自宅で寝てて、飛び起きた事が思い出されます。

大きな悲しみ、絶望の中、実際に被災された方々にとっての「本当の心の傷み」という部分は何年経っても忘れる事など出来ないと思いますし、体験した人達にしか察せない日なのだとも感じます。
その上で、軽々しく口に出せる話ではないと思いますが、悲しみの教訓は、未来の防災活動へ活かしていかなければとも思います。
仕事柄、どうしても耐震補強とかに意識が行きがちですが、まずは、自分達の足元から、自分達で、できる事を少しづつ行う事が「減災」に繋がると思うので、その点について過去のデータを元に書いてみたいと思います。
今日は、長文です。
「日本は、地震大国だ。」とかよく耳にしますが、具体的に書くと、日本の国土が、世界中の国土に占める割合は、たった0.25%。
その0.25%の中だけなのに、世界中の大地震(M6以上)の21%が、この日本で発生していると言われています。たしかに、地震大国ですね。
そんな中、実際に阪神大震災で、お亡くなりになられた方々6434人。重症の方々10683人。孤児、遺児になってしまった子供達573人。
死因割合の内訳は、家屋、家具倒壊が89%、火災が10%。
つまり、その2点だけで、人的大災害につながってしまったという事がわかります。
火災については、発生する時間帯、道路状況、天候等にも左右されると思いますが、防災対策がしっかりできていたとしたら、被災された方の人生や子供達の未来も大きく変わっていたのではないでしょうか?
結論、家が倒壊したり、家具が倒壊しなければ、命が助かる可能性が高まるだけでなく、大切な人達の未来も守れる可能性が高まるという事です。

だから、防災準備が大事なんです。
家具転倒は大丈夫?ガラス飛散は大丈夫?火災への備えは?コンセント近くに花瓶ない?食器棚の扉は?子供達が寝てる上に物、乗ってない?
普段、耳にしても中々。なんとなくという感じの人が多いと思うので、この機会に家族みんなで考えてみては、いかがでしょうか?
「よく地震が来たら、その時はその時だ。」なんて聞きますが、本心からそう思います?

過去の大きな大きな悲しみが、今を生きる私達に教えてくれてるんですから。
ただ、お金を使えばいいってもんじゃないと思うので、みんなの気使い、みんなの優しさ、そんな小さな積み重ね一つ一つが、将来、みんなの大きな力になるんじゃないのでしょうか?